秀逸過ぎる故に
更新日:2022年9月5日
TDシリーズは本当に秀逸なスピーカー達です。各シリーズはその再生周波数帯域において、ベストを発揮できるように設計されています。
また色付けが無いに等しい存在ですから、接続される機器の性格をそのまま表現してしまいます。
それ故に誤解されてしまうのです。
清瀬市にお住いのKさんのご感想にもありましたが、家電量販店でTD508MK3を試聴して幻滅された方という厳しいご感想がありました。
量販店さんは量販店という名の通りの仕事をしておられるのであって、音質についての追求をされているかと言われたら、それは環境的に難しいと思います。
ですので価格を少し安くすることで、音質の問題ついてはご勘弁下さいと言う立場であると思います。
しかしながらTDシリーズのスピーカーは、そのような販売方法には向かない性格なのですね。
また価格はその性能と比較するとかなり安く設定されています。
先日、ペアで64万円もするスピーカーと比較試聴しましたが、圧倒的にTDシリーズのスピーカーが音楽再生という点においては上でした。
余計なノイズが出ない、ボディ共振による音の濁りが無い、スピーカーユニットの素材による色付けが無い。さらにインパルス応答の良さなど。
さらに音響を理解していない環境においては、その環境の問題で、TDの性能が損なわれることになります。
ですので、八百屋さんのようにオーディオ機器を並べている環境においては、その能力を大きく阻害されてしまいます。
既存のモニタースピーカーに慣らされているエンジニアにおいても、最初は懐疑的に
このTDシリーズのスピーカーを見てしまいます。
店主の知人もその一人でした、録音関係の仕事もしていていながらオーディオ機器の販売もしています。
TDを見た時「ゲテモノ」の類かと思ったそうです。しかし、何か気になっていたようで、
ライフサウンドで試聴してもらいました。
その時、彼はかなり緊張して感想を述べられました。「ゲテモノどころでは無いです。
大きな勘違いをしていた。素晴らしい!」と。
これはある放送局においてもデンソーテンのエンジニアがデモをした時に一同がびっくりされたことがありました。
その場で録音した声をこれまでの使用していたモニタースピーカーで聴いたのと、TDで聴いた違いを体験して、あまりの違いに驚いたという話もあります。
店主が21世紀のスピーカーと騒いでいますが、これまでの如何なるスピーカーも無しえなかった世界を展開してくれるのがTDシリーズのスピーカー達です。
しかし、スピーカーの欠点もあります。それをライフサウンドでは長きに渡り研究して、可能な限り、その欠点を克服して来ました。
という有名な方がおられます。
彼の様なレベルの方はこの凄さを真に理解されています。
また何度も店主は呟いていますが、彼に直接ライフサウンドで試聴もしてもらいましたが、
ご自分の録音状態を詳細に解説してくれました。
値段が高いから素晴らしいとは限らないことを教えてくれるのがTDシリーズのスピーカー達です。
このスピーカーたちと深く付き合えば、リスニングルームの問題、接続機器の問題、接続されているケーブルの問題、またソフトの問題も教えてくれることになります。
さらにライフサウンドの特殊なチューニングをしておけば、現時点における世界最高レベルを持つスピーカーになってしまうことでしょう。
ジムにもライフサウンドチューニングされたTD712zMK2を聴いてもらい、その結果として彼はランチを取るためにライフサウンドを後にすることを残念がっていました。
メーカーの人間から「そろそろ予約の時間に間に合わなくなるので」と言われてとき
何とも残念そうなお顔をされて「もう行くの?」という感じだったのが印象的でした。
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