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燃えている理由

更新日:4月17日

ここ最近、ROTEL製のアンプを中心に呟いています。

燃えている理由なのですが、その音質であり音楽表現にあると言えます。

IC時代になって何か音楽が冷たい感じがして、美味しくないのです。

美味しいと全く思えないわけではないのですが、良く味わってみると何故か美味しくないのです。

音楽再生は個人的趣向が強く反映される分野であると思います。

最近の機器は廉価でも優秀な製品があります。

これは当たりと思える製品に出会ったつもりでも、しばらくすると飽きてしまうことがあります。

最近、廉価で評判の良いスピーカーがあったのですが、何故かメルカリで沢山売りに出ています。

お化け屋敷に行くつもりで店主も何故、あれだけびっくりするような評価がされているのに、沢山売り出されているのか確認したくなっていますが、そんなことをしていたらアシスタントの妻に大目玉を食いますね。「無駄使いするな!」と。

しかし、何故かROTEL製品に関しては、「いいよ」と言ってくるのですね。

オーディオ製品についての知識は僅かですが、音楽再生が楽しく健全的に再生される機器には反対しません。

それがROTEL製品については特に何も文句は言わないのです。

日本生まれのメーカーですが、知名度が低いにも拘らず。

同じようにCEC のトランスポートやCDプレーヤーには何も文句は言いません。

そして、残念ながら生産が終了したSONYのHAP-Z1ESもそうです。但しチューニングをしたものです。

また、しっかりチューニングされたTD 製品も同じです。

さらに、ケーブルですがライフサウンド製品に関しても同じです。


最近、面白いことがあったのですが実験でお客様に持ち込んでテストをしたRCAケーブルには厳しい言い方をしていました。

「いつまで聴いているかと思った。頭が痛くなるし、煩いし。あんなケーブルが売られているなんて信じられない!!」とかなり厳しいご意見でした。

そして、彼女にとってライフサウンド製品のケーブルは「あたり前なことをしている」と

思っているだけなのです。頭が痛くなることもなく、煩いと感じることも無く音楽を極めて自然に楽しく健全に聴かせてくれるので、それが普通だと思っているだけなのです。

身びいきなんて全くありません。

特にビンテージ線に凝っていた20年前あたりでも別に彼女にとっては、特別なものではないのです。またビンテージ線には様々なものがありますので、その点も選択する時は注意が必要ですね。

ビンテージ線については最近、興奮している方も多いと思いますが、確かに面白いところもあるのですが、最新の録音では不満になることもあります。

しかし、大きな利点は、その製法にあるようです。それが生まれた時代は6Nとか7Nとか言われていない時代であり、さらにその製法にも特徴がありました。

当時はケーブルに使う素材を、丹念に丹念に引き延ばしていました。現在のように効率よく一気に引き延ばしてはいなかった様です。

それがビンテージ線の特徴で、使われている銅線の素材の分子構造を破壊しなかったようです。

それで密度がある音が楽しめるようです。しかし、ビンテージ線でも、より線は残念ながら現代のより線と同じように歪があり、うるさい感じになってしまいます。

ですのでアシスタントの妻から大不評で使えません。店主においては油絵の筆で描かれた絵のようなサウンドは頂けません。

そんな中、ROTEL製のアンプはそういういう歪が感じられずに内部配線材交換をする必要がないのです。一部にはダイオードを交換するこもありますが。


さらに、音楽再生においては実に温かい美味しい再生をしてくれるのです。

人間が演奏しているのですから、機械的に作られた音楽のようになっては美味しくないのです。

2月なのですが面白い体験をしました。


にご招待を頂き「紀元祭」に参列させて頂いた時のことです。

紀元祭が無事終了しお昼を樫原神宮の参道入口のすぐ前にある「茶屋れんげさんでの体験です。時代劇に出てくるようなお茶屋さんで、テーブルはなく、テーブルのような椅子に座り注文したものを頂くのです。

そこで天ぷらうどんを注文しました。

その見かけは、スーパーで売っているような普通の「天ぷらうどん」です。

店主はうどんはあまり好きではなく、あまり期待はしていないで食べたのですが、その美味しいこと!!!! びっくりしてしまいました。

なんで、こんなに美味しいのかと思いながら頂きました。

そして、デザート替わり頼んだ「みたらし団子」が、また滅茶苦茶美味しいのです。

実は前日も頂いたのですが、あまりに美味しかったので、翌日の紀元祭終了後に再び立ち寄ったのでした。

外観は昨日と全く変わりませんが、お味は同じように美味しく、再び感動したのでした。

そして、その秘密を店主さんに伺うと御汁は出汁をしっかりとって入れているとのこと。

薄味なのに味はしっかりと伝わり、最後まで御汁を飲んでしまいましたのでした。

また団子は手作り団子だそうです。その柔らかさが機械で作った団子とは別世界の体験をさせてくれたのでした。作りての真心が籠った味ということです。


ローテル製品も全く同じで、そのような味を堪能させてくれるのです。

海外製品の高級なアンプ達を様々に聴いて来ましたが、そのような味を堪能できたことは

無かったのです。

その手前までは来ているので、それで良しとしてきたのでした。


ソチリューズというシリーズがありました。ライフサウンドでもCDを販売していました。

それは、ダン・ギブソン(1922-2006)という方が、鳥の達の声や海岸において波の寄せる音など自然音を録音したものに、彼の子供たちが音楽をつけて聴かせてくれるシリーズでした。


ROTELのアンプで再生してみると、これまで面白い音楽であったものと、そうでもないものがあったように思っていたのですが、それが何を聴いても面白くなってしまったのです。

これには驚きました。

つまり自然音が持っている温かさを損なうことなく聴かせてくれ、さらに、付属された音楽が自然音を妨げることなく聴かせてくれるようになってしまったのです。

これは本当に驚きました。

そして、ムローバのヴァイオリンも同じように、これまでには体験できなかった、温もりがあり心が浄化されるサウンドを聴かせてくれるのです。



ですので、残された人生を悔いなく生き抜くために、これまで失われてしまったオーディオ再生における最大の美点を取り戻せるのがROTELのアンプたちなのです。

それで燃えているのでした。


ご自身に審美眼があるなら、必ずこのROTEL達の特徴がこれからの人生を豊かで、温かく、幸福にしてくれることを確信されることでしょう。





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