楽器のように
Great Compact No1をボンヤリと聴いていた時に、楽器のように鳴っているなと感じられたことです。
楽器の状態を確認する時の意識になっている自分に気が付きました。
それは、どうしてなのかと考えていました。
その理由は、ボディに使われている素材の性質と繊細に再生可能なユニットから生み出される音にあったようです。
MDFとかから生み出される単純な音には、そのような意識の働きがありませんでした。
さらに合板で構成されたキャビネットから生み出される音にもそうでした。
しかし、天然木で無垢材のウォールナットと無垢材のスプルースの組み合わせから生み出されるサウンドは、リッチなのです。そして、その音の立ち上がりと減衰が楽器のようなのです。コンパクトなボディですが、贅沢な素材で構成をされているのです。
天然木は何年もの月日を経て加工が出来る状態に育ちます。ましてや人間が作り出す事ができません。ですので大変に贅沢な素材を使っているといます。
それを考えたら、価格的にも、かなり廉価ですね。
6センチ口径の小さなスピーカーから生み出されるサウンドとは思えないようなスケールと
音の余韻、漂うような余韻に、楽器のそれを彷彿されられます。
さらに軽いボディにも関わらず、音の質量感と密度をしっかり感じさせられると同時に、音の芯がしっかりと再現されるので、まさにリアルなサウンドになっています。
そして、それは、ボディの構成素材とユニットの能力をさらに活かすギガフラット伝送を可能にしている配線材の能力とSupernaturalチューニングの影響ですね。
ギガフラット伝送を可能にしている配線材の能力は、微弱な音も、既存のオーディオ用の線材より正確に再生することが可能です。
そしてSupernaturalチューニングによって、スピーカーユニットの状態がより精緻に働くように改善されてしまうからです。
コンパクトなボディですが、贅沢な素材で構成をされているのです。
Great Compact No1だけでなくマホガニーのモデル、さらにウォールナットを主体としたボディを使うモデルも登場します。
そして、それ以外も登場する可能性があります。
それぞれ個別にネーミングをする予定ですが、これらを総称して「むすび」シリーズと呼びたいと思っています。
それは、これらの存在があると自然に音楽とリスナーを結びつけ、心身を癒やし、人生をより良くするための活力を与えてくれる存在という意味です。
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