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チューニング開始
CECのTL3 3.0はシンプルなボディで包まれていますが、このボディが生まれた理由があります。
それはTL51XRより以前のボディは剛性を取り過ぎて少し音質が暗くなりました。
その経験からメーカーでは明るい音質を選ぶことにしたために、このボディ構造にしたようです。
さらに回転系が収まるシャーシを大きくして、より振動に強くすることに成功しています。
これまでの経験を踏まえて、かなり綿密に検討されて生まれたTL3 3.0ですので、チューニングの必要があるのかと思うところもあります。
しかし、ここまで煮詰めてくれているので、その先を目指したいのがライフサウンドです。
ピックアップ周辺やコンデンサー、内部配線材、端子周辺、さらに基盤やトランスの固定用ネジなどチューニング個所はあります。
メーカーがそこまでやると大変なことになるでしょうから、ライフサウンドが行います。
部品交換することなく、ライフサウンドオリジナルチューニング材を使用して。
今回も最新のCOSMICチューニングを施した結果、音の粒子がより細かくなっています。
粒立ちがハッキリしていますが、より細かく心地よく響きます。
また余韻の長さがさらに改善されてしまいます。
さらに静粛性もアップすることで音楽再生がより深みを増して、心に迫ってきます。
サウンドステージの隅々まで音の響きが伝わりスケールアップしてしまいます。
それは刀の研ぎで言えば、最終段階の研ぎのようで、美しく輝く刀身を思い起こさせるようです。波紋は肌の動きが美しく見えるようなものですね。
さらに臨在感が強くもなるので、アーティストと距離がより近く感じられるようになりますね。
素晴らしい素質を持ったTL 3 3.0だからこそ、ここまで追い込むことが出来るのですね。
凄いトランスポートです!
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