いよいよ本領発揮!!!
HDDプレーヤーHAP-Z1ESが本領を発揮してきたようです。
スピーカーの聴き比べをする前に、TD172zMK2Cosmicで念入りに試聴を繰り返しました。
僅かに不満がある部分があったのですが、アシスタントの妻が、「何かざわざわする!!」言い出しました。
それはチューニングにより、効率良く再生が行われることになった結果、HAP-Z1ESの内部の問題を浮き上がらせてきたということです。
この効率良く再生が可能になる状態はメーカーも想定していないと思われますので、
仕方ないことなのです。こんなチューニングをしているのが店主が知る限り、ライフサウンドしかありませんので。
この問題に手を付けだすと大変なので「まあ良いだろう」と流していたのですが、どうもそうはいかないようです。21世紀の再生は、それを許してはくれません!
それは何かと言えば数ある基板を固定するネジ、トランスを固定するネジ、入力端子を固定するネジ、リアパネルに固定されA/Cインレット部分を固定するネジ、サイド場ネルを固定するネジさらに天板などのチューニングがいよいよ必要ということになったということです。
全てを数えると50か所に近いものです。
これを数時間かけて全てチューニングして試聴してみました。
基板やその他に影響を与えた不要な振動が姿を消したのでしょう。
余計な付帯的な歪音が消えて爽やかになり、さらに各音域における音のエネルギーや
厚みが素晴らしいものになりました。純粋性が高まってくれたのです。
特に周波数の長い低音域の改善で低音の音に腰が出て来て再生されるサウンドステージスケールが大きくなってしまいました。
さらに嬉しかったことがあります。CDではどうしてもうるさく聴こえてしまい1曲聴くのがやっとというディスクがありました。
BIG BANDの演奏なので音量も金管楽器の本来素晴らしい音色がCDの情報量では
完全に再生されずに耳にひっかかるのでした。
それが全曲楽しめるのです!!!歪感も無く素晴らしい音色を聴かせてくれます。
温かく、密度があり、柔らかくも腰があり、輝きがあるサウンドがリスニングルームに満ち溢れてしまいました。
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