WST-C60EC
メーカー推奨品である。TAOCのWST-C60ECが届き、早速、TD508Mk4をセットして試聴してみました。
組み立て前にパーツを確認しました。まず面白いと思ったのが天板です。「多くのスタジオエンジニアから高い評価を受けているTAOCの最新テクノロジーである3重構造天板を特別に採用しました。」とメーカーの説明にありました。外から見ると2層構造の様に見えるのですが、どうなっているのでしょうね?
「ECLIPSEスピーカーの底面に合わせてデザインすることにより、音質と外観の両立を実現しております。これにより、スピーカー自身が優れた制振機構を備えるECLIPSEと組み合わせる事で、ECLIPSEの魅力である「明瞭性」、「空間再現力」、「スピード感」などの「正確な音の再生」がより高まります。」とメーカー。
天板は上層部は下層部より面積が広くなっていて、TD508Mk4のスタンドの底面とも確かにぴったり合います。
特に、このスピーカースタンドでのメリットは、スピーカーセッティングが正確に行えることだと店主は考えています。
前モデルのTD508Mk3用のメーカー純正スピーカースダンドは、直線部分が前面にあるだけで、あとは曲線を描いています。
ですので、メーカー純正スピーカースタンドでスピーカーをセッティングをする時は、内振り角度を出すのが少々面倒でした。
しかし、このTAOCのWST-C60ECの底板は長方形で角度が出しやすいです。
更に面積も大きいので安定感があります。
支柱の取り付け方は面白く、支柱の四隅の角を前後左右に向けてセッティングしろとメーカーの指示があります。
そこでメーカーの指定する方向に合わせて組み立て完了。
支柱の中には、鋳鉄紛入りなので持つとずっしり重く、メーカーの本気度を感じさせられます。
この重さがあるので、支柱を組み立て時に誤って足の上にでも倒したりすると、間違いなく怪我をするので注意が必要です。
さて、完成して試聴をしてみますと、メーカーの言うことが嘘ではないと分かります。
『ECLIPSEと組み合わせる事で、ECLIPSEの魅力である「明瞭性」、「空間再現力」、「スピード感」などの「正確な音の再生」がより高ります。』
多数のスタンドと比較した訳ではないのですが、DYNAUDIOのSTAND20をWST-C60ECが来るまで使用していました。
それとの比較では、音色的な変化はあまり感じませんが、高域側が微妙に耳を刺激していました。しかし、その微妙な振動は無くなり、より正確な音の再生になったようです。高域側の微妙な刺激は無くなり耳も楽になりました。
メーカー言っている通りですね。
今のところ、このスピーカースタンドが良さそうです。
そのうちライフサウンドでは、特性スタンドを作ってみようかなとも思っています。
それは金属は使わないスタンドです。
TD508Mk4は本当に凄いスピーカーなので、色々と試したくなりますので。
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