Wavetuningの成長sono3
第二段階のWavetuningを行う順番はスピーカー、アンプ、フォノイコ、プレーヤー
の順番で行います。
その理由は出口がしっかりすることで上流の状態つまりアンプやフォノイコ、プレーヤーの状態が分かりやすいからです。
TD510zMK2に対する第二段階のWavetuningの結果は、恐ろしくリアルさが向上したと感じられることになりました。
スピーカーの部品については何も変更がありませんが、ここまで情報が出てくるようになるとは予想を超えていました。この情報量というのも単に音が良く聴こえるというものではありません。
音の質感、音場の広がり、力感、臨在感などあらゆる点でリアルな世界が生み出されてしまいました。さらに感動のレベルが違います。
これまでのオーディオ再生では得られなかった世界であると思います。
現時点での結果としてはこのような状態です。
そこで遂にアンプへの第二段階のWavetuningを行ってみました。(アンプにおいても機器の部品交換などはありません。)
まずはSIMUAUDIOの340iD3PXです。第二段階のチューニング終了後は、
「?????」
これなら前の状態の方が良いのでは! 輪郭がボワーンとしてしまい音の分離も悪く、これは不味くないと感じられてしまうことになりました。
エネルギー的には良い感じなのですが。「えーーーー!」と絶望感に襲われました。
しかし、一晩おいたらどうなるのかと思いテストは止めて電源を切り寝ることに。
そして翌日、音出しをしてみると「?????????」
何故かいい感じになってしまいました。
この状態はこれまで良いと感じていた第一段階での気が付けないことを教えてくれました。
よりパワー感、密度感が出てきてより美しい響きの状態が生まれました。
音の分離も良く、輪郭も自然な輪郭ですね。美しく磨かれた大理石の像を見ているような感じですね。
アッカルドのバイオリンを聴いてみると、一つ一つの音のフォーカスがより合ってバイオリンの響きがより力強く美しく響き出してくれます。音の芯の出方がかなり高度なレベルになってしまいましたね!締まりのあるいい音です!!!!
その結果すべてにおいてリアルさがさらに増してしまいました。
第二段階のチューニングを行ったことでアンプから送り出された情報に微妙なブレがあり、効率よく再生が行われていなかったのではといことを理解させられたのでした。
とはいえ以前の段階でもかなり凄いと素直に思えていたのですが。
今回はさらに磨きげられた感じです。こんなチューニングはこれまで世に存在していなかったのですのでびっくりです。
Andrea Bocelliの「A family Chrismas」からOver The Rainbowでは
娘のVirginiaの歌声が何とも心を打つ響きがより洗練されて温かく温かく心に響いてきます。この子の歌声には心が癒されてしまいますね。涙が出てきて仕方がない状態になってしまいました。この子の心の温かさが何とも素敵ですね!
特に不思議なのは一般的にはブレークインするのには音を出し続けて様子を見ますがWavetuningの場合は音出しをしないでチューニング終了後、僅かな時間音出しをしますが、その後は機器の電源を切るので、時間が経過するだけです。
アンプが休まされて変化するということではなく、明らかに前の段階と異なる再生次元が上昇した結果になるのです。
Wavetuningついての理論的なことは理解しているつもりですが出てくる結果については理解を超えていることがありますね!!
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