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RB-1582MkⅡその2

遂に、ROTEL RB-1582MkⅡへの最終チューニングも終わり、その結果の判定になりました。

最終チューニングは、ライフサウンドのゴールドプレートになります。

この発明と言うか発見は、10数年前になります。

銘木で構成されたライフサウンドのラックをお客様宅へ納品後、あれこれお話をしていると

ライフサウンドのゴールドプレートの効果についての話になりました。

「それならラックに効果があるか試してみましょう!」ということでお客様ご同意のもと、テストを開始しました。

三段ラックなので、上段の棚板の正面部分から中段、下段と貼りました。

上段での効果は、高音域が伸び始め、それ以前より音が飛んでくるようになりました。

そして、各段の棚板に貼り続けると全ての音域において音が前に飛んできて、高さ方向さらに出て来ました。縦のラインのサウンドが充実してしまいました!!

これには、お客様も店主もびっくり!!!

それならということで左右の側面部分にも同じように貼り付けました。すると、左右へのサウンド広がりが出てサウンドステージが豊かで広くなってしまいました!

アンプの音量はテスト開始時と同じです。それにも拘らずに!

この時、お客様も大喜びされたのですが、店主は「これは大変なことになった。ライフサウンドの名前には、相当の責任があるのでは!」と責任の重大さを感じさせれらたのでした。


それ以来、研究が進み、ゴールドプレート自体のチューニングも進化しました。

そして、遂にROTEL RB1582MkⅡへの最終チューニングも終わり、その結果の判定になりました。




             ↑撮影が悪くて申し訳ないですのでがお許しを

今回も最後は、フロントパネルのチューニングを行い、それで最終チェックをしました。

その結果は、SUPERNATURALチューニングの完成でした。

フロントパネルに押さえれらた音の出方が改善され全体的に音の伸び素晴らしいことになります。

そして、音質もSUPERNATURAL!!

アンプを作っている知人も「何でこうなるの!!!???」といつも騒いでいます。

アンプ内の部品を換えても、この結果は得られないのです。

店主はその原理を分かっているのですが、それも「企業秘密です。

アンプの製作には回路設計それに伴う基盤設計、パーツの選択、半田の選択、筐体のデザイン、サイズの検討などがありますが、それも無限の組み合わせの世界です。


特に内部配線材の選択は大変です。配線材の芯線にストレスを与えないようにと、高価なテフロン被覆を使用する人もいます。それでも、この結果は得られません。

より線では全く無理です。そのより線を「単線もどき」にする手法もありますが、その状態は単線らしく聴こえるかもしれませんが、厳密に聴けばより線の音です。

単線もどきにするために使用する素材の影響が強くなります。そして完全な単線の姿にはなりませんので、店主は「もどき」というのです。


それで能率の良いスピーカーで鳴らしてみると、きついより線の性格が出てしまいます。

ですから要所は単線を使うことをしないと、問題は解決出来ません。

しかし、単線だから完璧とも言えません。それで、単線に対してチューニングをすることで、その問題を解決しなければなりません。

RB-1582MkⅡも、必要な場所の配線材をライフサウンドオリジナルの単線材に変更の上、さらにチューニングをしてあります。

その結果、熟成されたサウンドを生み出すことに寄与することになります。


ライフサウンドでは分解能が素晴らしい、先鋭的であっても、豊かで寛げる自然な再生が出来ないものは、若人のアンプと言っています。若い青年の様にキラキラと輝いていますが人間的熟成感は、まだまだと言う感じですね。


RB-1582Mk2は見事に大人のアンプへと成長しました。使用スピーカーはTD508Mk4でした。

そして、このアンプの性能を他のメーカーのスピーカーもでテストすることになりました。

PDN さんにご協力を頂き、明日から以下をテストさせて頂きます。

パラダイムのPREMIERシリーズの200B です。ペルソナBの導入の決定をするテストは来月になりそうなのですが、扱い易いこの機種に店主は惹かれています。価格が高ければ良いサウンドが出て当たり前と思いますが、この価格でどこまで楽しませてくれるのかに期待をしています。


それから明後日には以下のMONITOR SE シリーズATOMが届きます。

これはライフサウンド展示研究機となります。



20世紀型スピーカーになりますがパラダイムの技術がどのように反映されているのか

確認できるので楽しみです。

これも超廉価な製品ですが、担当のH氏が、かなり力を込めて導入を進めてくれました。

このH氏との出会いにも物語があるのです。

それは次の機会に呟きます。

最近は物語が物語を呼ぶようなことが連続しています。

これからどうなることなのでしょう。これもROTEL達を導入してから始まっています。

ROTELのパワーが物語を作っているのでしょうか?

ROTEL恐るべしです!(笑)




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