MEZE Audio 99 Classics
ライフサウンドでは、これまでヘッドフォンを扱っていませんでした。
その理由は、耳へのダメージ。それから過去の体験から耳が疲れる。長時間聴き続けると、将来的には難聴になる危険性が高い。
それから、装着時の耳周辺への圧迫感が煩わしいなどの理由もありました。また、スタイルが気に入らないなどもありました。
しかし、ROTELを扱い始めて、その素晴らしい性能に魅了され、これまで扱って来た、また経験したアンプたちより、音楽性に優れ、古い録音も新しい録音も、すべて楽しませてくれるので、現在ではROTEL専門店のようになっています。(笑)
日本のメーカーであったのですが、現在の日本で知る人ぞ知るニッチなメーカーになっています。
しかし、ヨーロッパや欧米では著名なメーカーとして活躍しています。その歴史も60以上です。
とは言え、ここは日本です。「ROTELだけでライフサウンドが生き残れるのか?」という質問も来ることもありますが、素晴らしい製品は素晴らしいので、音楽ファンでありオーディオファンであれば、この素晴らしさをご理解下さるという信念のもと、のんびり行こうと
アシスタントの妻と話をしています。ともかく、ライフサウンドの歴史上、アシスタントの妻が、これだけ気に入ってしまったアンプはありませんので。
さて、そのROTELには様々な機能が搭載されているので、いろいろと楽しませてくれます。
フォノイコ、DACなどはもちろんのこと、その他もろもろです。
その中で、ヘッドフォンについては、何もしていなかったのですが、名古屋にお住いのHさんからのご注文を頂いている中にヘッドフォンを中心にROTELを使用したいというご希望を頂きました。
そこれで、あれこれ研究してみて、まずはMEZE Audio 99 Classicsを扱うことにしました。
これは面白いと思った理由にはチューニングできる場所があるからです。部品を変えることなく、再生の能力を上げられる可能性があるのです。
この画像を見てお判りでしょうか?
こちらの画像にもチューニングポイントがありますね!
ライフサウンドでは、「同じ製品なのに何故こんなに再生レベルが素晴らしいの?」と言って頂けるようにという方針があります。
さて、ノーマル状態で70時間ほど鳴らしてみて、キツイ音はしなく耳に優しく飽きないサウンドで好感がが持てます。さらに密閉型ですが、装着時における圧迫感が少ないのが嬉しいです。
あえて注文を付けるとしたら、もう少しメリハリがあっても良いのではと思います。
そこでチューイングポイント2か所にチューニングを行いました。
5種類の素材を組み合わせたチューニングパーツを使います。
結果は低音域がさらに豊かになり、メリハリも良い感じ。
自然音がとても気持ち良いですね。
気持ち良すぎて寝てしまうところでした。長時間に渡り、ヘッドフォンを付けていてた耳が流石に不味いでしょう。(汗)
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