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DS-E1イコライザー

愛媛のお住いのMさんからDS-E1のイコライザーに対してのカスタマイズのご依頼を頂きました。

最新のCOSMICチューニングと静電気対策を行いました。

アナログ関係へのチューニングの難しさは、CDやアンプなどと違い微弱な信号に対するチューニングなので、かなりデリケートな作業になります。



今回は60時間ほど時間を頂いております。


かなりレベルの高い仕上がりをしているDS-E1のイコライザーですので、僅かな変化にも反応してくれてしまいます。


チューニング作業にはTD712zMK2をリファレンススピーカーに使います。

ネットワークも存在しないシンプルなスピーかーですので、チューニングの状況の違いを良く教えてくれます。HL-P3ESR XDでは、まだこの役割を果たすことは出来ませんね。



このスピーカーの凄さを理解して頂ける方が少しづつ増えているようですが、まだまだマイノリティーな存在ですね。

音楽再生における全ての基準になるような存在ではと店主は思っています。人類がこのスピーカーを獲得できたことはある意味奇跡のようなものです。


最近は少しスピーカーの種類を増やしていますが、それは人生の楽しみ方の一つです。

しかし、あれこれ聴いてみても不満が出てしまうこともあります。

Harbeth HL-P3ESR XDはTDシリーズに対して対極的な存在であると思います。

その中間にいるのがFYNE AUDIOのF500SPですね。

モダンタンノイとも言えるかもしれません。

昔タンノイのカンタベリー15をTEACさんにお願いしてライフサウンドに持ち込んで頂き試聴したのですが、容姿は重厚感があり凄いなと思ったのですが、どうにも箱の問題があり

古臭い感じがして諦めました。

次にキングダムをTEACさんにお邪魔してあれこれ触りましたが、ピンとこなかった思い出があります。

しかし、その姿を拝見すると何か懐かしさを覚えるのでした。

この手のスピーカーは石造りの家の中で聴くのが良いかなと思っています。


とあれこれ呟きましたが、今回DS-E1のイコライザーへのチューニングは店主としては有機的な方向へ振れて良かったと思っていますがMさんはどのようなご感想を持たれるか楽しみです。



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