比較試聴
更新日:2021年6月15日
です。コロナ禍の中、熱心なユーザーの方からご連絡を頂きました。
この方は楽器の演奏を実際に行われます。それもかなりなレベルで。
店主も演奏を拝聴させてもらいましたが、アマチュアとは思えない感じです。
音楽再生に関しても的確な感想を頂ける方です。
ライフサウンドでの経験がどのようなレベルなのかを確認されるために
同じ様な機器を他のお店で試聴をされたことの感想を頂きました。
この方は様々なお店に足を運んで確認を続けておられますので、今回は、その代表的な例
です。
この問題は、多くのオーディオファンが悩む問題を解決するヒントがあると思いますので
敢えて掲載させていただきます。(他店中傷が目的ではありませんので誤解のないようお願いします。)
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先日、シムオーディオの上位機種の音を確かめたかった為、視聴に行ってきました。
視聴では、以下の4種類を試しました。
(スピーカーは全て同じものを使用し、ペアで約100万円のものでした。音源はPCからで、dacは、sim audio 780dでした。)
①atoll in 300
②atoll in 300をパワーアンプとして使用し、sim audio740pをプリアンプとして組み合わせたもの
③sim audio 888をパワーアンプとして使用し、sim audio 740pをプリアンプとした組み合わせたもの
④sim audio 600i v2
まず、①ですが、ライフサウンドで、チューニングをしていない為、音の強さや厚みはあるものの解像度が優れませんでした。また、音の立体感がなく、それぞれの楽器が被さっている様に聴こえました。
②ですが、多少解像度があがりました。
ですが、やはり、平面的で楽器の分離もあまりありませんでした。
③ですが、4つの中では1番解像度、立体感、楽器の音色も優れていました。
ですが、様々な楽器の音がするのに、楽器の演奏位置がわからないのです。
また、普段はtd510mk2で聴いており、正面から音が聴こえるのですが、スピーカーの違いのせいか、頭の上から音が降ってくる様に聴こえました。
ライフサウンドでソニーのDSDを視聴した時には、キース ジャレットのピアノトリオのそれぞれの位置が、あんなにはっきりと分かったのに!
そして、価格で言うと、スピーカーを合わせて、400万円以上するのにも関わらず。
④ですが、解像度では③とほぼ変わらないものの、音の厚みが少し薄くなりました。
ですが、私の印象ですと、ライフサウンドでチューニング頂ければ、ほぼ③と同じになり、足らなければサブウーハーをつければいいと感じました。
(④の600i v2をチューニング頂いたら、音の厚みなどが、③sim audio 888をパワーアンプとして使用し、sim audio 740pをプリアンプとした組み合わせたものと同じぐらいになるのではないかという意味です。)
以上、4種類を試しましたが、いずれのペアも、チューニング頂いたatoll in 300とSONYのDSDには、全く敵うものではありませんでした。価格でいうと、10倍以上するのにです。
この様な比較で、しなければ分からなかったことなのですが、正しいオーディオのチューニングやケーブルなどへの感謝を、新たにした次第です。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。
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