クリスタルチューニングその42
CDR1へクリスタルチューニングを行ってみました。Eclipseの入門に何か良いシステムは無いのかというお客様の問い合わせから生まれた組み合わせです。ハイエンドユーザーにはおそらく見向きもされない存在でしょう。
ライフサウンドは都市型住宅でハイファイな再生を楽しんで頂きたいということも、理念の一つにありますので、このCDR1は大変有難い存在です。
さらにEclipseのメンバーが選んだのですから、そのコンセプトにおいてTDシリーズの理念を汚すものではないでしょう。 と言うことでTD専門店のようになっているライフサウンドでは、このCDR1&307を研究するために導入しています。
すでにライフサウンドチューニングは行いました。確かにノーマルよりも良い結果になっています。
とはいえ音楽再生に貪欲な店主においては、まだまだかなと思うところもありました。
しかし、クリスタルチューニングをしてみたらどうなるのだろうという思いが沸き上がって来ておりました。温泉が湧くように。
そして、遂にCDR1にクリスタルチューニングを加えてしまったのでした!
このクリスタルチューニングはアンプに出力があるほどに、その効果が良く分かるようなところもあるのですが、22W+22W(4Ω時)ではどうなのかなということもありましたので、やはりテストしてみるしかないだろうということになりました。
クリスタルチューニングを行いますと、再生音の雑味が消えてしまうので、非常に透明で抜けが良い再生が現れてきます。
それまで気が付いて良かったような雑味があったのだと気づかされるのです。
楽音や声が忠実に再生されることで、聴き手に余計なストレスを与えなくなります。
このCDR1が使用されるだろう環境においては、これはとても大事なことであると思います。
ニアフィールドで聴かれることが多いと思われるからです。大空間で使用するとは考え難いですしね。
となると再生される音の一粒一粒が美しくあらねばならないということになります。
そして、小音量でも心が豊かになり、音楽的満足感を十分に得られるようになって欲しいとも思います。BGMを流すように使用されるとも思います。何かをしながら軽く音楽を流すということですね。そんな時に、再生される音楽が煩わしい存在では困りますね。
心地よく過ごせたら素晴らしいですね。ハイエンドな存在ではないかもしれないCDR1ですが、実は素晴らしい存在であったとなればTDシリーズを生活の中で有効に生かして頂けることでしょう。
という思いが実現できるのでしょうか?