ECLIPSE について
カーオーディオなどで有名な富士通テンが取り組んだホームオーディオシステムがECLIPSE TDシリーズです。
(2017年11月1日 富士通テン株式会社は、株式会社デンソーテンになりました。)
そのポリシーは
従来のスピーカーより格段に「正確な音」の再生を実現する独創の技術を開発し、全く新しいスピーカーの時代をスタートさせました。
ということです。
店主は、このシステムに最初に出会ったのがオーディオ雑誌社で、雑誌社が取材のために取り寄せていた梱包に描かれた絵を見た時で
した。
以来、その姿から受けた印象が大変強く、好奇心を大いに刺激されてしまいました。
その後、どうしてもこのシステムつまりスピーカーを知りたくなり、メーカーへお願いして、試聴をしました。
その段階では生まれたばかりのスピーカーたちなので気になることもありましたが、概ね確かに温故知新なる存在であり、
これまでのスピーカーの存在が時代遅れの喪になってしまうだろう可能性を感じたものでした。
その時に試聴したスピーカーは以下のものでした。
512 508
この2機種を試聴した時、512は一般ユーザーには難しい。しかし508なら良いということでした。
何が難しいのかといえば、512は再生周波数帯域40Hz~17kHz(-10dB)にありました。
高音域の再生周波数帯域が17kHzまで、ということが試聴しても解り過ぎるぐらい解ってしまったのです。
それだけ正確な再生をしてくれていることではあるのですが、どうにも高音域の伸びの悪さにも感じてしまい難しいと
感じたのでした。
それに比較すると508は再生周波数帯域55Hz~20kHz(-10dB)で低音再生帯域は512ほどありませんが、高音域再生帯域は十分で
あり、空間表現が見事でしたし、演奏している各パートの楽器の様子が見えやすい(本来は聴き易いと書くべきですが)
ものでした。そして、僅かな不満がありましたが、それはこちらで何とか出来ると確信したのでした。
フルレンジユニットのスピーカーは過去に沢山ありましたが、それを収める方式においては、このTDシリーズは画期的な存在です。
さらに数学的関数や物理的信号の時間についての解析を意味する用語であるTD(タイムドメイン)をその名に冠しているが、それは
さらに言えば周波数領域と対に考えて欲しいという願いも含まれていると思われます。
その結果が画期的はスピーカーユニット搭載方式によって願いが実現しているのが、このECLIPSE TDシリーズです。
ライフサウンドにおいては、このスピーカーの本質を理解し、さらに感じた不満を解消するべく、ライフサウンドチューニング
(略してLSチューニング)を行っております。
その結果は、このシリーズの本質を崩さずさらに、よりハイレベルな再生を可能にして提供することに成功しました。
店主は、このTDシリーズは人類の宝であると感じるものです。
よって一人でも多くの音楽ファンやオーディオファンにご理解頂くために努力することがオーディオ業界に少しでも関わっている者とし
ての責務ではないかとも感じているものです。
従来のボックス型エンクロージャーに馴染んてしまっている方には、違和感を覚える姿かもしれませんが、音楽再生においては、
このTDシリーズの正確さを超える存在を店主は知りません。
先入観を捨てて、心を白紙にして、このTDシリーズのスピーカーたちに耳を傾けて頂きたいものです。
「このTDシリーズがユーザーに提供するメリットとは何か?」
それが分からなければ、店主がお勧めしている意味も不明かもしれません。メーカーからの説明を踏まえて下記に説明をしてみます。
正確なインパルス応答つまりインパルス応答がインパルスに近い
インパルスの意味を辞書で調べてみると衝撃、衝動とされています。
そして、インパルス応答とはインパルスと呼ばれる非常に短い信号を入力したときのシステムの出力。
インパルスとは(TDのメーカーではインパルスとは音の最小単位として説明してくれています。)
時間的幅が無限小で高さが無限大のパルスと言われているものですが、この衝撃に対する応答が正確でなけば、音の再生が不正確になり
、演奏家の演奏を正しく再生出来ないことになります。
ということは、このインパルス応答が鈍いスピーカーであれば、演奏者の演奏を正しく聴けず、そのスピーカーの個性に
支配された再生が行われてしまうことになります。
ということは少なくともCDなどに録音された演奏情報を基本100と考えますと、それからスピーカーの個性によって
再生された演奏情報の基本情報からマイナスされたあるいは、スピーカーの個性が乗って変調した状態をリスナーは聴かされていること
になりますね。
TDシリーズのスピーカーたちを使えば、これまでスピーカーの個性によって色付けされた演奏を聴きづづけていたことに気が付かされ
てしまうことになります。
それは演奏された内容をこれまで以上に正確に味わうことが出来るということでもあります。
如何でしょうか、この意味がご理解頂けるでしょう?
簡単に言えばこれまでは似て非なる再生を聴いていたということです。
☆この事実は再生演奏の真実を味わいたいリスナーにとって最大・最高・最上のメリットではないでしょうか?
そして、音の立ち上がりや立ち下りが素早いので不要な音の響きが加わらず正確な音の再生が可能です。
これもまた録音されていない不要な音をを聴かされずに済むということです。
録音された環境を正しく再生されることで、リスナーはこれまで以上に録音された時を味わうことが出来ることになります。
ライフサウンドチューニングが必要なのでしょう?
さて、先の店主の解説を読まれて、それなら何故ライフサウンドチューニングが必要なのだろうか?と疑問を持たれる方も多いと思い
ます。
それは店主も最初に感じた「僅かな不満がありましたが、それはこちらで何とか出来ると確信したのでした。」に
関わってくることです。
量産品としても高度な内容を持つTDシリーズのスピーカーたちです。正確なインパルス応答を実現するために作られた
スピーカーユニット自体、それ自体には文句がつけられません。さらに、それを支えるシャーシーやエンクロ―ジャーもそうです。
しかし、それ以外にライフサウンドとして手を加えさせてもらえる場所があったのです。
それはこれまで全く問題にもされなかった場所問題があったのです。
さらにそれはライフサウンド以外においては全く気にも止められない問題でもあったと思います。
それはTDシリーズに限らず、これまで販売されてきたスピーカーたちにも存在していた問題でもあります。
21世紀に相応しいオーディオ再生を目指しているライフサウンドには、この点を無視して販売を行うわけには参りません。
少なくと12のポイントはチューニングをしたいところです。
その結果としてリスナーが得られるメリットは、ノーマル状態より、さらに無駄な音を聴かされず、さらに抜けの良い再生を味わうこと
が出来ます。
これを味わってしまうとノーマル状態での不満が一掃されて、より音楽を再生を楽しんで頂けることになります。
以上がTDシリーズを通してユーザーが受けるメリットです。
是非、TDシリーズをあなたのオーディオライフの友として頂きたいものです。